追悼・三沢
中学生のときは日テレのワールドプロレスリングばっかり見てた。
おかげで全日もK-1も心情アンチになって毛ほども興味がなくなってしまった。
自分が見始めたのはスタン・ハンセンが全盛期で、まだ馬場も試合に出てて、
川田・田上VS三沢・小橋がゴールデンカードだった。
三沢のエルボーの角度は108個あった。
三沢がタイガーマスクをかなぐり捨てて川田にタイガースープレックスを
見舞った伝説のマッチはVTRでしか見られなかった。
タイガースープレックスには格別のカタルシスがあった。
どうして人間の体躯があんなにキレイに宙に舞うのか。本気で信じられた時代だった。
だから、友だちのおおだち君に体育館のマットの上でタイガードライバーのほうを
かけられて肋骨を折って、半年間整骨院に通ったのもいい思い出だ。
格好わるいから言わなかったけど。
あと、大学生のときに体育の授業のスペシャルゲストできた
ジャンボ鶴田に志願してキャメルクラッチをかけてもらったのは一生の思い出だ。
さよなら、三沢。キヨシローよりショックだよ